むちうちの原因について
1 むちうちの原因とは
むちうちは、事故やスポーツなどで急な衝撃を受け、身体が鞭のようにしなることで生じる痛みやしびれを総称したもので、「頸椎捻挫」、「頸部挫傷」、「外傷性頸部症候群」などと呼ばれます。
むちうちになった際に生じる痛みや不調の原因として、多くのケースでは、「筋肉や靭帯の損傷」や「筋肉の硬直」といったことが挙げられます。
筋肉の硬直が痛みにつながるということがイメージできない方もいらっしゃるかと思いますが、筋肉が硬直することで血流が悪化してしまうため、酸素が不足し、痛みが出るようになります。
また、筋肉が硬直すると首が動かしにくくなりますが、それを無理に動かすことで筋肉が傷つき、痛みが出ることもあります。
2 お身体の歪みが長期化の原因になることも
自動車事故に遭った場合、全身に衝撃を受けることでお身体の各所に歪みが出ることもあります。
歪みをそのままにしていると、お身体に負担がかかってしまい、それが原因で痛みが出てしまうおそれがあります。
その場合、首だけをいくら施術しても痛みが改善しなかったり、よくなったと思ってもぶり返してしまったりするおそれがあるため、注意が必要です。
当院では、首はもちろん、お身体の歪みも検査したうえで痛みの原因を見極め、それぞれに合わせた施術計画をご提案しています。
3 むちうちになってしまったら
むちうちになってしまったときはまずは安静にすることと、むやみに痛む部分を動かさないことが大切です。
そして、なるべく早く整骨院に通院されることをおすすめします。
むちうちは、痛みをそのままにしたり、むやみに痛む部分を動かしたり、自分で揉みほぐしたりすることで、痛みが悪化することがあります。
むちうちの原因を分析し、そこにアプローチすることで根本改善できる可能性がありますので、整骨院に通院することも大切になります。